09. ストレンジ・デイズ (1995)

『ストレンジ・デイズ/1999年12月31日』(原題:Strange Days)は、1995年のアメリカ映画。
キャメロンの原作小説を元に製作された。原案・脚本・製作はジェームズ・キャメロンで監督は公私に渡るパートナーであるキャスリン・ビグロー(既に離婚)が務めている。他の制作陣にもキャメロンが制作した『トゥルーライズ』のスタッフが加わっている。出演はレイフ・ファインズ、アンジェラ・バセット、ジュリエット・ルイス、トム・サイズモア、ブリジット・バーコほか。

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Strange Days (1995) / ストレンジ・デイズ/1999年12月31日のあらすじ

1999年12月31日、ロサンゼルス。元警官のレニー(レイフ・ファインズ)は娼婦のフェイス(ジュリエット・ルイス)と恋仲となったものの懲戒免職になり、フェイスにも去られてしまった。現在はスクイッドと呼ばれる他人の五感を体験できる闇ソフトのディスクを、フェイスを思い出すために自分にも使用しながら、売買し生活している。ある日の深夜、フェイスの友人でディスクを提供してくれる娼婦のアイリス(ブリジット・バーコ)が助けを求めてやって来る。何者かに怯えるアイリスは2人の警官が乗ったパトカーが現れた途端に「フェイスもヤバイのよ」と言い残して去ってしまった。

テレビでは人気黒人ラッパーのジェリコ・ワンが射殺されたと繰り返し報じていた。町に不安が高まるなか、レニーの元に差出人不明の1枚のディスクが届けられた。そのディスクには風呂上がりで下着姿のアイリスが何者かに襲撃され、電撃で悶えさせられた挙句に縛って吊るされ、カッターナイフでシャツを切り裂かれて乳房を露わにされ、さらにパンティーを剥ぎ取られた挙句レイプされ殺されていく過程が記録されていた。しかも犯人は彼女と自らにスクイッドを装着して、自分自身に犯されながら殺されるという倒錯的な快感を味わいながらアイリスを惨殺したのだった。そしてディスクを再生しているレニーにも追体験をさせながら。
レニーはフェイスを守るべく、親友のメイス(アンジェラ・バセット)らと共に犯人捜しを始めた。アイリスがキーとなるディスクを車に放り込んだことを思い出したレニーたちが駐車場に向かうと、ロス市警の警官が襲撃してきた。カーチェイスの末に逃げ延びた二人が手に入れたディスクには、警官によるジェリコの射殺事件を目撃したアイリスが彼らに追われる映像が収められていた。しかし、アイリス殺害の際に死んだ彼女の両目を開かせパンティーを持ち帰るなどの異常な手口から、レニーはアイリス殺しの犯人は別にいると推理する。レニーの仲間や知り合いが次々に殺されていく。カウントダウンが迫る中、レニー達は真犯人捜しに奔走する。

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